起業家支援の甘い誘惑に踊らされるな | 住 太陽のブログ
起業ブームに踊らされる前に読むべき記事。
これは非常に重要なエントリー。住太陽さんの書かれていることと同様のアドバイスは、神田昌典氏やリチャード・コッチ氏、最近だとティム・フェリス氏など、非常に少数の方々の書籍などから得られます。コヴィー博士なども「ライフバランス」という観点から、同様のアドバイスをされています。
一言でいうと「世間体や目先の利益によって、本当の幸せやライフバランスを見失うな!」ということだと思います。
筆者が神田昌典さんとお会いしたのは18歳のときでした。ホリエモンが球団買収などで話題になり、社会的に「起業」というスタイルがかっこいいというブームが(少なくとも一部若者の間で)起きる直前でした。
神田さんの元でNPO法人を立ち上げるという幸運な経験をさせていただくなかで、私が神田さんから学んだ重要なことがいくつかあります。主観なので、神田さんが言っていることとずれているかもしれませんが、少し書いてみると、
●利益や世間体のために自分の時間を犠牲にしてはいけない。マスコミに取り上げられたり社会的に成功することと引き換えに、人生を不幸にしてはいけない。
●自分のやりたくない仕事を明確にして、それを行わないこと。マネージメントが苦手だったり嫌いであれば、組織を大きくしないこと。
●付き合いたくない顧客を、歯を食いしばって断ること。目先の利益のために、嫌な顧客と取引してはいけない。
●儲かる仕組みをつくらずに起業してはいけない。自分が仕事場にいなくても、会社がまわる仕組みをつくれないのであれば、起業する前に頭を振り絞って考えること。
●紙の上のビジネス計画を信用してはいけない。事業計画書やコンサルタントの経営分析は、実際のビジネス立ち上げにおいて、全く役に立たない。
●他人のお金でビジネスをしてはいけない。投資家やベンチャーキャピタルのお金、銀行などの融資は、もっとも高いお金であり、そのお金に支配されてはいけない。
●最初から資本金の必要なビジネスをしてはいけない。起業時にお金を持っていると、失敗する。余分なお金があると、その分だけ脳みそを使わなくなるから。
これらのアドバイスは、起業したくてたまらない、起業することが目的化してしまっていた18歳の若者にとっては、衝撃的でした。そしてこの知識が、役に立たないビジネスモデルで起業することや、借金や倒産などの危機から、私を守ってくれたと思います。
私の友人で、倒産したり借金したり、しかるべき準備をせずに起業してしまい、資金繰りや人材管理に頭を悩まされて、ストレスフルな生活を送っている人が少なからずいます。彼らはみんな20歳前後であり、起業ブームに踊らされてしまった人たちです。
起業したい方は、いきおいで脱サラしたり起業したりする前に、少しガマンしてこれらの方々のアドバイスを聞いて、現状を整理することが重要だと思います。



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